篠原重工所沢工場製造、警視庁警備部特車二課所属の警察用レイバーである(形式番号:ASUKA96MPL)。
旧OVA版、テレビ版に登場。
原型車両は篠原重工所沢工場製であるが、MPL型への改修は八王子工場が担当した。
篠原重工が10月に発売したASUKA95SSL“大将”を警察用に仕様変更した機体。特車2課が新設された際に「とりあえず」といった形で納入された。
性能は通常のSSL型とほとんど同じで、装甲が強化された代わりに軽快さが失われている。基本的には、前年に発売されたものの、バランサーの不備で僅か6か月で販売停止となったアスカ95と性能面で変わりない。
配備された時点で既に、違法改造された犯罪者のレイバーには太刀打ちできない状態だった。
押井守が『パトレイバー』の主役機の方向性として当初提示した案が基となっている。しかしながら押井の参加時点で既にイングラムのデザインはほぼ固まった状態であり押井が折れるかたちで出渕案のイングラムに譲ることとなったが、押井の描いたラフ画をリファインするかたちで旧型機として本編に登場することとなった。無骨でズングリとしたキャラクター性は、本編でもそのまま生かされている。結果として、脇役としてスタイリッシュな新鋭機のイングラムと対比させることで、レイバーの世界観を広げることに一役買う存在となった。
なお、形式番号のMPLとは「Mobile Police Labor」もしくは「Metropolitan Police Labor」の略である。