汎用人型決戦兵器人造人間「エヴァンゲリオン」の一つ。
試作機EVA零号機、実験機EVA初号機を経て、先行量産機として製造されたプロダクションタイプ(量産型)のうち最初に完成した機体。セカンドチルドレンとして選ばれた惣流・アスカ・ラングレーが主なパイロット。
頭部には4つの目を持ち、普段はそれぞれレンズ状のカバーに覆われているがフルパワー時などには展開。初号機やEVA3号機のものに酷似した目が露になる。初号機が第2使徒リリスのコピーであったのに対し、本機は第1使徒アダムのコピーである。機体色はレッド、認識コードはEVA-02。基本設計と部品の製造は日本で行われ(このため大字の「弐」を用いる)、最終組み立てと起動実験はドイツネルフ第4支部で行われた。
コアにはアスカの母親である惣流・キョウコ・ツェッペリンの魂の一部が取り込まれている[1]。暴走しなかったり、アスカが碇シンジよりシンクロ率が低かったりするのは、こういった理由で魂が不完全なためと思われる。その性質上、アスカの専用機だが、上記の通りアダムのコピーのため、アダムの魂を持つ渚カヲルも動かす事ができる[2]。
作中では、序盤から中盤にかけて目覚しい活躍を見せたが、アスカがプライドを失っていくのと同期する形で戦果が挙げられなくなり、第16使徒アルミサエル戦後はパイロットの席を外され、渚カヲルがパイロットとなった。しかしカヲルが使徒としての使命を果たすため、弐号機を引き連れセントラルドグマ内に侵入、碇シンジの駆るEVA初号機がこれを追って弐号機と対決、機体を沈黙させた後、カヲルを潰した。なお、ネルフの制御から離れるという点ではこれも「暴走」といえるかもしれない。
カヲルの死後、パイロットのいない弐号機はそのままケージ内に安置されていたが、戦略自衛隊がネルフを襲撃した時、葛城ミサトの「EVAの中に避難するのが最も安全で最適」という判断により、アスカの投薬処置を中断、弐号機に搭乗させてジオフロントの湖の底に配置した。その際、アスカが弐号機のコアに自分の母親の魂がある事に気付いて復活。A.T.フィールドを武器として利用する事で戦略自衛隊を殲滅し、9体のEVA量産機を3分30秒でほぼ全て大破させた。しかし、そのうちの一機が放ったロンギヌスの槍がA.T.フィールドを突き破って頭部に突き刺さると同時に内部電源が切れてしまい、最後は身動きできなくなった所を再起動した9機の量産機により無残に喰い尽くされた。このときアスカの殺意と呼応するように活動限界を超えて暴走しかけたが、既に満身創痍でボロボロの状態であり、直後に投擲された複数の槍で串刺しにされてしまった為、初号機のときと違ってその戦闘能力は発揮されなかった[3]。劇中での印象に対して初号機と比べて戦果はあまりなく、微妙に扱いが悪い。